JR東日本は、休止していた新幹線車内サービスの一部を2021年7月1日(木)から一部再開します。
再開するのは、東北・北海道新幹線のグランクラスにおける、4月29日(木・祝)から休止していた専任アテンダントによる飲料・軽食サービスです。北陸新幹線での「グランクラス(飲料・軽食あり)」の再開時期については決定次第、知らせるとしています。7月1日(木)〜23日(金)運転の列車のグランクラスは、6月24日(木)に発売を開始します。7月24日(土)以降運転のグランクラスについては通常どおりの発売となります。なお、一部の列車では引き続き、発売される座席数が1列車あたり12席までに制限されますが、飲料・軽食サービスの内容に変更はありません。
この再開にあわせ、7月〜9月度の軽食として、日本料理「分とく山」総料理長 野﨑洋光氏が監修する新メニューが登場します。東北・北海道新幹線では「夏祭りへの郷愁」、北陸新幹線では「北前船の置き土産」がコンセプトとなっており、上り・下りそれぞれ異なるメニューが用意されます。また、茶菓子には、「ホテルメトロポリタンエドモント」総料理長兼「TRAIN SUITE 四季島」料理監修 岩崎均氏監修の「ほおづきのジャム」を使ったパウンドケーキが提供されます。
同じく4月29日(木・祝)から営業を中止していた、特急列車「サフィール踊り子」号の4号車カフェテリアおよび車内販売の営業も7月1日(木)運転分から再開されます。パスタなどの車内飲食メニューは、スマートフォンからのモバイルオーダーサービス「サフィールPay」で6月24日(木)から予約を受け付けています。
一方で、引き続き営業が休止されるのは、新幹線(「はやぶさ」「こまち」「つばさ」「とき」「かがやき」「はくたか」)、在来線特急(「あずさ」「ひたち」)および普通列車グリーン車の車内販売です。再開時期については別途告知するとのことです。なお、JR東日本管内の新幹線改札内では、6月21日(月)から物販店舗での酒類の販売が再開されています。